海外FXの基礎知識

海外FXのレバレッジ制限とは?【制限なしの業者や規制条件も紹介】

海外FXでレバレッジが制限されることがあるって聞いたけど…。レバレッジ制限って何?

高いレバレッジが魅力の海外FXですが、海外FXではこのレバレッジに制限がかかり、思っていた通りのレバレッジで取引ができないことがあります。これらのレバレッジ制限の内容は各FX業者ごとに異なります。

この記事では、海外FXのレバレッジ制限について、各業者の実施内容を徹底比較するとともに、レバレッジ制限のない海外FX業者についても詳しくご紹介していきます。

海外FXのレバレッジ比較!おすすめランキング19選【最大はどこ?】 海外FXに挑戦するとき、レバレッジの大きさというのはサイト選びにおいて重要なポイントです。 そこで、この記事では数多くある...

海外FXのレバレッジ制限とは?制限なしの業者も紹介

まずは、海外FXのレバレッジ制限の概要について、制限の理由、制限されるとどうなるのか?といったところを順にご説明していきます。

また、レバレッジ制限のない海外FX業者についても詳しくご紹介していきます。

レバレッジと制限の関係

FXにおける最大の特徴はレバレッジです。レバレッジをかけることによって、証拠金として預け入れた資金の何倍もの金額の外国為替取引ができます。

例えば、約4万円の資金を証拠金として預け入れた場合に、レバレッジが25倍であれば、その25倍である約1万ドル(約100万円相当)の取引ができるというわけです。

国内のFX業者であれば、日本の金融庁からの規制を受け、レバレッジは最大25倍とされていますが、海外FX業者の場合は、200倍、500倍など、業者によって最大レバレッジが異なっています。

海外FX業者もそれぞれの国の監督機関から、それぞれの規制・指導を受けていることが理由です。

ところで、こうした(日本の金融庁のような)監督機関からのレバレッジ「規制」とは別に、FX業者が個別に行うレバレッジ「制限」があります。

レバレッジが大きければ大きいほど、少額の資金で大きな利益をねらうことができますが、それと同時に大きな損失を被るリスクも発生します。

このリスクは、トレーダーとFX業者の双方にあることから、FX業者ごとに個別の条件でレバレッジの制限が行われています。

次の項目からは、この「レバレッジ制限」について詳しく見ていきましょう。

海外FX業者のレバレッジ制限

海外FXの大きな魅力の一つに、非常に高いレバレッジ取引ができることがあげられます。

海外FX業者のいくつかの例を挙げると、XMでは最大888倍、FBSでは最大3,000倍といったように、国内FX業者と比較しても非常に高いレバレッジが提供されています。

このように、「最大○○倍」という表現をよく見かけますが、実は、常にこの水準のレバレッジで取引ができるというわけではありません。FX業者ごとに条件を設定して、レバレッジが制限されるのです。

具体的には、トレーダーの口座残高、保有ロットなどによって、強制的にレバレッジを低くされてしまうことがあります。

他にも重要な経済指標発表時や、大統領選などのビッグイベントの際にレバレッジ制限を行うFX業者もあります。

このため、自分の資金量や取引スタイルに合った業者を選ぶ必要があります。

レバレッジ制限をする理由

FX業者がレバレッジ制限をする理由は、大きく分けて2つあります。

一つ目は、トレーダーの資金を守るためです。前述したとおり、レバレッジが大きければ大きいほど、少額の資金で大きなポジションを持つことができるため、短期間で大きな利益をねらうことができます。

しかし、その一方で、一度に大きな損失を被るリスクが発生することは言うまでもありません。一瞬にして資金をなくしてしまうことさえあります。

資金量が大きくなるほど、また、取引ロットが大きくなるほど、このようなリスクは大きくなることから、レバレッジ制限が行われているというわけです。

FX業者がレバレッジ制限をする理由の2つ目として、FX業者の負担を抑えるという目的があると言われています。

多くの海外FXには、ゼロカットのシステムが導入されています。つまり、国内FX業者のような追証がありません。

FXでは、相場の急変や市場への注文が集中した際に、ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスとなってしまうことがあります。

このような場合に、このマイナス分をFX業者が負担して口座残高をゼロに戻してくれるというシステムをゼロカットと言います。

したがって、トレーダーが大きなレバレッジで大きな損失を出してしまった場合、それがそのままFX業者の負担となる可能性があります。

FX業者としてはこのような事態はできるだけ回避したいため、資金量や取引ポジションが大きくなるほどレバレッジに制限をかけてくるというわけです。

レバレッジ制限されるとどうなるか

業者ごとのレバレッジ制限の詳しい内容は、記事の後半でも詳しくご説明しますが、例えばXMのスタンダード口座では、口座残高が200万円以上に大きくなると、888倍のレバレッジが200倍へと強制的に変更されます。

このようにレバレッジが大きく変更されてしまうと、証拠金維持率も変わりますし、ロスカットのリスクの程度も全く異なってきます。

また、レバレッジ制限のタイミングについても各社ごとに対応が異なります。

例えばAXIORYでは、口座残高の増減により自動的に最大レバレッジが変更されるわけではなく、口座残高が一定のレベルを超えたタイミングでトレーダーに連絡が入り、資金の移動や出金の相談があった上でレバレッジの変更があります。

一方でXMのように、口座残高に応じて自動的にレバレッジが変更され、トレーダーにはメールで事後報告されるという例もあります。

保有ポジションの大きさに応じたレバレッジ制限をとる業者もあることから、大量のポジションを保有するようなEAなどの自動売買の取引には特に注意が必要です。

 

このように海外FXでは、口座開設時には「レバレッジ最大○○倍!」などの言葉に目が行きがちですが、条件次第では、思っていた通りのレバレッジをかけて取引ができないこともあります。

しかしながら、こうしたレバレッジ制限を全く行っていない海外FX業者や、もしくはレバレッジ制限の条件が比較的緩い海外FX業者なども、中には存在します。

次の項目からは、レバレッジ制限なしの業者、レバレッジ制限の緩い業者について、詳しくご紹介していきます。

レバレッジ制限なしの海外FX業者を紹介

口座残高や取引ロットの大きさを気にせずに、常にハイレバレッジの取引をしたいという人には、レバレッジ制限のない海外FX業者を利用するという選択肢があります。

ここからは、レバレッジ制限なしの海外FX業者や、レバレッジ制限の条件が比較的緩い海外FX業者について6社をご紹介します。

TitanFX

最大レバレッジ
スタンダード口座 500倍【制限なし】
ブレード口座

TitanFXでは、レバレッジ制限がありません。スタンダード口座、ブレード口座ともに最大レバレッジは常に500倍に設定されており、口座残高を気にせずにハイレバレッジでの取引ができます。

TitanFXは、低いスプレッドや手厚い日本語サポートなどメリットが多く、近年は日本人トレーダーから高い評価を得ています。

口座開設ボーナスなどの特典こそないものの、その代わりに狭いスプレッドと高い約定力を提供しているため取引コストが非常に安く、スキャルピング取引にもおすすめの海外FX業者です。

 

BigBoss

最大レバレッジ
スタンダード口座 555倍【制限なし】
プロスプレッド口座

BigBossには、レバレッジ制限がありません。スタンダード口座、プロスプレッド口座ともに最大レバレッジは常に555倍に設定されており、口座残高を気にすることなくハイレバレッジでの取引ができます。

BigBossは、レバレッジ制限なしの業者の中では最も高いレバレッジを提供している業者です。

BigBoss は2013年に設立された比較的新しいFX業者であり、日本での知名度はまだ低いものの、本人確認不要の口座開設やレベルの高い日本語サポートなど、初めて利用する人にも試しやすいものとなっています。

ただし、FX業者としての信頼度についてはまだ評価が定まっていないことから、トレード初心者にはあまりおすすめできません。むしろ、中級者以上のトレーダーが利用するのに適していると言えます。

iForex

最大レバレッジ
エリート口座 400倍【制限なし】

iForexでは、レバレッジ制限を設けていません。口座残高を気にせずに、常に最大400倍のレバレッジでトレードが可能です。

最大レバレッジの高さだけで見れば、前述のTitanFXやBigBossの方が高いのですが、iForexにはロスカット水準が0%という大きな特徴があります。

このロスカット水準0%と、制限のないレバレッジにより、非常にダイナミックなトレードが実現できると言えます。

低スプレッドでコストも安く、手厚いボーナスキャンペーンもあるため、一度は試してみる価値のある海外FX業者と言えるでしょう。

 

GemForex

最大レバレッジ
口座残高 0~200万円未満 200万円~
オールインワン口座 1,000倍 500倍
ノースプレッド口座 1,000倍 500倍

GemForexでは、口座残高が200万円までは最大レバレッジ1,000倍、200万円以上になるとレバレッジ制限が発生し、最大500倍となります。

ただし、1,000倍の時点で業界トップレベルの水準であり、口座残高200万円以上になると、そこからどれだけ残高が増えても常に500倍ということであり、非常に大きな強みとなっています。レバレッジ制限なしの業者と比べて遜色ないと言えるでしょう。

また、ノースプレッド口座においても、オールインワン口座と同等のレバレッジが適用されます。

GemForexは、レバレッジの他にも、安い取引コスト、豪華ボーナス、日本語サポート完全対応など、メリットの非常に多い海外FX業者です。

 

HotForex

最大レバレッジ
口座残高 0~3,000万円未満 3,000万円~
マイクロ口座 1,000倍 調整あり
プレミアム口座 500倍 調整あり
ゼロスプレッド口座 500倍 調整あり

HotForexは、プレミアム口座がスタンダードタイプの口座に該当しますが、最大取引ロットが7ロットに制限されているマイクロ口座も用意されています。

プレミアム口座では最大500倍、マイクロ口座では最大1,000倍のレバレッジが提供され、しかも口座残高が3,000万円に達するまでレバレッジ制限がありませんので、レバレッジ制限はかなり緩いと言えます。

HotForexは多数の金融ライセンスを取得しており信頼性も高く、日本語サポートにも完全対応しているので、安心して利用できる海外FX業者です。

ゼロスプレッド口座のスプレッドの低さは業界トップクラスであり、約定力も高く、スキャルピング目的の方にもおすすめできます。

 

Tradeview

最大レバレッジ
口座残高 0~1,000万円未満 1,000万円~
X Leverage口座 500倍 100倍
cTrader口座 500倍 100倍

Tradeviewは、最大レバレッジ500倍と、海外FXでは標準的なレバレッジと言えますが、口座残高が1,000万円に達するまでレバレッジ制限がないので、比較的緩い基準であると言えます。

Tradeviewは2004年創業の老舗とも言える海外FX業者です。低いスプレッドと約定力の高さには定評があり、スキャルピング目的のトレーダーにもおすすめできます。

ただし、ロスカット水準が100%であることや、口座残高が1,000万円を超えると一気に100倍へと制限されることなどから、トレード上級者に向いていると言えるでしょう。

レバレッジ制限が発生すると証拠金維持率が下がる

レバレッジ制限がかかったときに注意したい点は、口座の証拠金維持率が下がってしまうという点です。証拠金維持率が下がると、ロスカットに近くなるリスクが発生します。

証拠金維持率(口座維持率とも言います)とは、次の計算式で表すことができます。

証拠金維持率(%)=有効口座残高÷必要証拠金×100

簡単に言うと、「今あなたの持っているポジションに対して、十分な金額が入金されているか」を判断するための数字です。

別の言い方をすると、「今あなたの持っているポジションが、口座残高に対して大き過ぎないかどうか」が分かります。

このため、レバレッジが低くなると→必要証拠金が大きくなるので→証拠金維持率が下がる、という結果につながります。

証拠金維持率が下がるとロスカット水準に近づくことになります。

ロスカット水準はFX業者によりことなりますが、海外FXであればロスカット水準は30%前後であることが多いです。

口座残高が増えてレバレッジ制限が発動され、気づいたときにはロスカットぎりぎりだった…などという可能性もあります。

この時の選択肢として考えられるのは次の2つです。

  • さらに入金して証拠金を増やし、低いレバレッジで取引を続ける
  • 資金移動や出金をして残高を減らし、レバレッジ制限を回避する

おそらく多くの人は後者を選ぶことと思います。

また、一つ一つの口座ごとの残高でレバレッジ制限を判断する業者もあれば、一つのアカウントが保有する複数の口座の合計残高で判断する業者もあります。

口座残高については常に意識して、調整を行いながら、レバレッジ制限を回避していくのが得策であると言えるでしょう。

海外FXサイトごとのレバレッジ制限・規制条件を比較

ここからは、海外FXサイトごとのレバレッジ制限・規制条件を比較していきます。

各社スタンダードタイプの口座におけるレバレッジ制限比較

多くの海外FX業者では、口座残高に応じて最大レバレッジに制限をかけています。そこで、主要な海外FX業者11社について、そのレバレッジ制限を比較してみました。

なお、ここでは各業者のスタンダードタイプの口座について比較しています。

口座残高ごとの最大レバレッジ
FX業者 0~
200万円未満
200万~
500万円未満
500万~
1,000万円未満
1,000万円~
2,000万円未満
2,000万円~
3,000万円未満
3,000万円~
XM
(スタンダード口座)
888倍 200倍 100倍
GemForex
(オールインワン口座)
1,000倍 500倍
Axiory
(スタンダード口座)
400倍 300倍 200倍
LandFX
(LPボーナス口座、Live口座)
500倍 200倍 100倍
is6com
(スタンダード口座)
1,000倍 500倍 200倍 100倍
HotForex
(プレミアム口座)
500倍 調整あり
Tradeview
(X Leverage口座)
500倍 100倍
TitanFX
(スタンダード口座)
500倍
BigBoss
(スタンダード口座)
555倍
iForex
(エリート口座)
400倍

 

FBSについては、設定が細かいため、以下のとおり別表としました。

口座残高 最大レバレッジ
FBS
(スタンダード口座)
0~2万円 3,000倍
2万円超~20万円 2,000倍
20万円超~50万円 1,000倍
50万円超~300万円 500倍
300万円超~1,500万円 200倍
1,500万円超 100倍

上記のとおり、多くの海外FX業者で、口座残高が大きくなるにつれて、最大レバレッジが低く制限されていくことが分かります。

口座残高が200万円以上、または1,000万円以上となる節目で制限が行われることが多いようです。

3,000倍という業界最高レベルのレバレッジを強みとしているFBSであっても、口座残高が50万円を超えると最大レバレッジは500倍と他の業者と同程度となり、さらに口座残高が大きくなると他の業者よりも低いレバレッジとなります。

一方で、TitanFX、BigBoss、iForexについては、レバレッジ制限がなく、口座残高がどれだけ大きくなっても最大レバレッジは変わりません。

口座残高を気にすることなく、高いレバレッジで取引をしたい人におすすめできるFX業者であると言えます。

また、GemForex、HotForex、Tradeviewのように、レバレッジ制限があるものの、比較的緩い基準をとっているFX業者もあります。中でもGemForexは、レバレッジ制限をほぼ気にしなくてもよいレベルと言えるでしょう。

自分の資金量と、適用されるレバレッジから、自分に合ったFX業者を選ぶことが可能です。

保有ロットに応じたレバレッジ制限もある

上記では口座残高に応じたレバレッジ制限について見てみたところですが、LandFXでは、さらに保有ロットの大きさに応じたレバレッジ制限があります。

LandFX のLPボーナス口座・Live口座のレバレッジ制限は次のとおりです。

口座残高 レバレッジ 保有ロットによるレバレッジ制限
LandFX
(LPボーナス口座、Live口座)
500~49,999ドル 最大500倍 50ロット以上保有で最大200倍に変動
50,000~99,999ドル 最大200倍 100ロット以上保有で最大100倍に変動
100,000ドル~ 最大100倍 100ロット以上保有で最大50倍に変動

なお、LandFXのECN口座には、保有ロットによるレバレッジ制限はありません。

各社低スプレッドタイプ(ECN)の口座におけるレバレッジ制限比較

次に、低スプレッドタイプ口座(ECN口座)における各FX業者のレバレッジ制限を比較してみましょう。

口座残高ごとの最大レバレッジ
FX業者 0~
200万円未満
200万~
500万円未満
500万~
1,000万円未満
1,000万円~
2,000万円未満
2,000万円~
3,000万円未満
3,000万円~
XM
(ゼロ口座)
500倍 200倍 100倍
GemForex
(ノースプレッド口座)
1,000倍 500倍
Axiory
(ナノスプレッド口座)
400倍 300倍 200倍
LandFX
(ECN口座)
200倍 100倍
HotForex
(ゼロスプレッド口座)
500倍 調整あり
Tradeview
(cTrader口座)
500倍 100倍
TitanFX
(ブレード口座)
500倍
BigBoss
(プロスプレッド口座)
555倍

 

FBSについては、設定が細かいため、以下のとおり別表としました。

口座残高 最大レバレッジ
FBS
(ゼロスプレッド口座)
0~2万円 3,000倍
2万円超~20万円 2,000倍
20万円超~50万円 1,000倍
50万円超~300万円 500倍
300万円超~1,500万円 200倍
1,500万円超 100倍

is6com、 iForexには低スプレッド口座はないため、上記の表では記載していません。

XM、LandFXの2社については、低スプレッド口座の場合、スタンダードタイプの口座に比べて、最大レバレッジが低く設定されています。

XMでは888倍→500倍と他の業者とほぼ同程度のレバレッジに制限されるのにとどまりますが、LandFXでは500倍→200倍とレバレッジが一段低く制限されているのが分かります。

また、多くの業者において、スタンダードタイプの口座の場合と同様に、口座残高が200万円以上、1,000万円以上となる節目で制限が厳しくなる傾向にあるようです。

そして、やはりスタンダードタイプの口座の場合と同じく、TitanFX、BigBossについては、レバレッジ制限がなく、口座残高がどれだけ大きくなっても最大レバレッジは変わりません。口座残高を気にすることなく、高いレバレッジで取引をすることができます。

GemForex、HotForex、Tradeviewについても、レバレッジ制限は比較的緩い基準となっています。

レバレッジ制限ありとレバレッジ制限なしの業者でメリットを比較

レバレッジ制限ありの業者を使う場合と、レバレッジ制限なしの業者を使う場合とで、メリットを比較してみましょう。

レバレッジ制限なしの業者を使う場合のメリットは以下のとおりです。

レバレッジ制限なしの業者を使うメリット
  • 口座残高を気にせずに高いレバレッジで取引を続けられる
  • 大きな資金に高いレバレッジをかけ、より大きな利益をねらうことができる

一方で、レバレッジ制限ありの業者を使う場合のメリットは以下のとおりです。

レバレッジ制限ありの業者を使うメリット
  • 大きなポジションを持ちすぎるのを防ぐことができる

よく「ハイレバ取引は危険」と言われることがありますが、一概にそうとは言い切れません。

そもそも同じ通貨ペア、同じロット数で取引した場合、レバレッジが高くとも低くとも、利益や損失の大きさには一切関係ありません。

仮にUSD/JPYで10万通貨を買ったとします。この時にレバレッジが25倍であろうと500倍であろうと、10pips上がれば1万円の利益がでますし、20pips逆行すれば2万円の損失となります。これが、必ずしも「ハイレバ=危険」とはならない理由です。

ただし、大きいレバレッジで取引する場合は、必要証拠金が少なくてすむため、大きなポジションを取ろうと思えば取ることができてしまいます。

自分の資金量(口座残高)に見合ったポジションの大きさを超えてしまった場合、それは危険なトレード、ギャンブルトレードとなってしまいます。

つまり、「今あなたの持っているポジションに対して、十分な金額が入金されているか」「今あなたの持っているポジションが、口座残高に対して大き過ぎないかどうか」が自分で判断できる限り、ハイレバレッジにデメリットはありません。

また、多くの海外FX業者では、ゼロカットのシステムを導入しています。万一、口座残高を超える損失を出してしまった場合でも、FX業者が損失を肩代わりしてくれます。

高いレバレッジにより必要証拠金は少なくてすみ、ゼロカットのおかげで口座残高以上の損失は発生しないことを考えてみても、むしろ海外FXでは、リスクを抑えた安全な取引ができると言うことができます。

資金管理(ポジションの大きさの管理)がしっかりできるのであれば、レバレッジ制限のない業者を使うことにデメリットはないと言えます。

一方で、自分の許容範囲を超えてポジションを増やしてしまいがちな人には、レバレッジ制限ありの業者を使うことにメリットがあると言えるでしょう。

自分の取引スタイル、または自分の性格に合ったレバレッジ制限の業者を選びましょう。

海外FXのレバレッジ制限に関するQ&A

海外FXのレバレッジ制限に関するQ&Aをまとめました。

レバレッジ制限を解除する方法は?

レバレッジ制限を受けた場合、そのまま低いレバレッジの状態で取引を続けることも、もちろん可能ですが、この制限を解除して、元のレバレッジに戻す方法もあります。

レバレッジ制限があった場合、FX業者からお知らせのメールが送付されます。基本的にはこのメールに記載されている説明に従って手続きを進めることになりますが、ここでは、XMの例を挙げてご説明します。

XMでレバレッジ制限を解除する大まかな手順は次のとおりです。

  1. 出金して口座残高を減らす
  2. XMのカスタマーサポートに連絡する
  3. 会員ページでレバレッジ変更する

手順について、詳しく説明します。

XMの場合は、一つのアカウントが持つ口座すべての合計残高により、レバレッジ制限が行われます。

したがって、口座間の資金移動ではなく出金することが必要です。制限にかからないレベルまで口座残高を減らします。

出金処理が完了したら、XMのカスタマーサポートにメールかチャットで必要事項を連絡します。口座残高を減らしたのでレバレッジを戻してほしい旨を明記し、口座IDを添えて送信し、返事を待ちましょう。

しばらくすると、XMで手続きが完了したことを知らせるメールが届きます。これでレバレッジ制限は解除されましたが、自動的にレバレッジは変更されませんので、手動で行う必要があります。

XMの会員ページにログインし、「オプションを選択する」>「レバレッジ変更」でレバレッジを888倍(または200倍)に戻します。

以上で、XMでのレバレッジ制限の解除の手続きは終了です。

レバレッジ制限を解除するには意外と時間も手間もかかります。レバレッジ制限にかからないように口座残高は常に意識し、こまめな出金でレバレッジ制限を回避するのが得策と言えるでしょう。

国内FX業者にはレバレッジ制限や規制はあるの?

1998年4月、個人が外国為替取引をすることが、日本国内で初めて可能になりました。

しかし当時は、FX業者にとって有利なシステムが設定されていることも多く、トレーダーにとって明らかに不利な仕組みを導入するなど、中には悪質なFX業者も横行していました。

こうした状況の中で、2005年、すべての国内FX業者に対して、金融庁への登録が義務付けられ、その運営内容について指導・監督が行われることになりました。このような金融庁による規制の一つが「レバレッジ規制」です。

それまで国内FXにはレバレッジ規制がありませんでしたが、2010年には最大50倍の規制が敷かれ、さらに2011年には最大25倍と厳しい規制となり、現在に至ります。

その後も2018年には、さらに最大10倍へと規制を強める検討が進められていましたが、見送りとなり、現行の最大25倍に据え置きという結果となりました。

しかしながら、今後も再度検討される可能性もないとは言い切れません。

以上が「レバレッジ規制」についての説明でしたが、一方で、FX業者が個々に行う「レバレッジ制限」については、当サイトが調査した限りでは、現在、口座残高などによるレバレッジ制限を行っている国内FX業者は存在していないようです。

海外FXのレバレッジ比較!おすすめランキング19選【最大はどこ?】 海外FXに挑戦するとき、レバレッジの大きさというのはサイト選びにおいて重要なポイントです。 そこで、この記事では数多くある...
海外FX業者選びに迷ったら

当サイト「海外FX大学」が総力を挙げて全34社を徹底比較し、基準を明確に数値化してランキングにしました。
総合面でもっとも優秀な海外FX業者はどこなのかが分かりますので、海外FX選びの参考にしてみてください。

 

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